昔ながらの鉱山の様子を史実に忠実に再現した作品は、工芸品と呼ぶにふさわしいもの。
特に、「Historische Bergparaden um 1831」という鉱夫のパレードの一式は、作品の価値はもとより歴史的な資料としてザイフェンのおもちゃ博物館にも展示されています。

ザイフェンの重鎮として歴史書物の監修等もなさっていたWalter Wernerさん。
三人の息子さんたち（ライフェンドレーンの名手クリスティアン・ヴェルナーさん、動くおもちゃがテーマのウォルフガング・ヴェルナーさん、Walter Werner工房を受け継いだシークフリート・ヴェルナーさん）は、Walterさんの志を受け継ぎそれぞれの工房で活躍しています。

1957年	Walter Wernerマイスター試験合格後、WERNER Figuren設立 3人のスタッフと共に「鉱山で働く人々」「聖誕セット」などを制作 同時に歴史探求を続けルネッサンス、バロック、ロココなど色々な時代の変遷を作品を通じて発表
1997年	歴史的な鉱夫の生活シリーズで「Tradition und Form」受賞
1999年	末っ子のSiegfried Wernerが工房を継承 Walterさんの世界観を生かした作品を作り続けています

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