ドイツ・ザイフェンの木のおもちゃ seiffen

ドイツ・ザイフェンで作られた
クリスマス雑貨・木のミニチュアの
オンラインショップ

HOME > 工房紹介 > Martin
工房紹介

Martin

Drechslerei Torsten Martin
所在地
Eppendorf
工房主
Torsten Martin
設立
1992年
スタッフ

Torsten Martinさんは1955年生まれ。
1990年にマイスター試験に合格し、2年後の1992年に自らの名前を冠した工房を設立しました。

クリスマス以外の通年飾ってもらえるものを、とキョロキョロした目の表情が特徴の動物たちのシリーズを考案。
鳥、ペンギン、フクロウ、ネコ、うさぎ、カモメと次々に発表され人気です。
同時に積極的に見習い職人も受け入れ、エルツ山地のおもちゃ産業の発展にも大きく貢献しています。

マーティン工房の歴史は、1851年に生まれ工房を創業したErnst Luis Auerbach氏に始まります。

雪の深いエルツ山地では冬の間、建設の仕事は無く他の仕事を兼業し生計を立てていました。
Ernst Luis Auerbach氏も木を削る仕事を始めた当初は家具のパーツを作っていました。

1877年Ernst Luis Auerbach氏結婚
婚姻届には木工職人と記されていましたが、通年は煉瓦職人、冬季のみ木工職人として働いていました
1886年木を削る旋盤機械を従来の足踏み式から効率を上げるため水力利用にするため発電所を申請したが、他の工場主に水の量が不足すると反対され却下
1896年Ernst Luis Auerbach氏の娘 Martha Maria 誕生
1900年需要が高まり、木工は年間を通じての仕事に
1922年Martha Maria、木工見習のRichard Oswald Martin氏と結婚
1923年「Martin」という工房名がスタート
1928年新しい工房を建設し見習い職人を雇い、主に色々なサイズのチェスの駒を作る
1930年Martha Maria とRichard Oswald Martinの間にJohannes Martin誕生
1931年Ernst Luis Auerbach79歳で死去
1945年Richard Oswald Martin Kleinhartmannsdorf市の市長を務める
1955年Johannes Martinの息子Torsten Martin誕生 
1959年Johannes Martin マイスター試験合格
1964年Johannes Martin、工房を受け継ぎ、ローズウッドや黒檀などの高品質な木材を使いカフスボタンやジュエリーチェーンを制作
1970年Johannes Martinデザインの煙だし人形制作。輸出用に煙だし人形が主要商品となり需要が高まっていたためスタッフの数も増やし対応した(1984年~1986年 Björn Kohlerさんもここで見習い期間を過ごす)
1988年Johannes Martin氏木工職人組合の長になる
1989年ドイツ再統一の際も、Wendt und kühn社のパーツを作ることで十分な売上を確保
1990年Torsten Martin氏 マイスター試験合格
1992年Torsten Martin氏独立。自身の工房を設立
2002年Launevögel鳥、Pinguineペンギン、Weihnachtshühnerニワトリで「Tradition and Form」入賞
2010年Möwen カモメで「Tradition and Form」メイン賞・地元新聞社読者賞入賞

工房訪問の様子はこちら http://seiffen.blog5.fc2.com/blog-entry-841.html