Leichsenring
Werkstatt Leichsenring- 所在地
- Seiffen
- 工房主
- Gitta Kreißl
- 設立
- 1852年
- スタッフ
- 3名(2019年現在)
削り木の応用から生まれたお花で名高い工房で「Blumen Macher」とも呼ばれています。
このお花は85年前から作られています。
大きな電動ろくろで鉛筆のような細い木をぐるぐる回し、ノミを色々な角度であて削ります。削った根本は落とさずくっつけておいて最後まで来ると削った部分がカールして花びらになります。
それぞれに色付けして出来上がり。
現在、当主はGitta Kreißlさんとおっしゃる女性です。小さい頃から父親にロクロやノミの使い方を教わり1988年のマイスター試験では、色々な花を組み合わせた花市場で合格しました。
カエデ、シラカバ、菩提樹を材料に、ほとんどの作品はマットな塗料、イースターアイテムだけ艶のある塗料を使っています。
お花の他にも、うさぎや聖歌隊、マットな色遣いがとても美しいオルゴールなども作っていて、2019年に工房にお邪魔した時は、新しいピラミッドをデザインしていらっしゃいました。
1852年 | 鉱夫の息子August Leichsenring(1832-1912)が木工おもちゃ職人になる |
1904年 | August Leichsenringの息子Emilがミニチュア飛行機を専門に作る Erich Leichsenring(1904-1985)ザイフェンの州立おもちゃ学校に通う |
1931年 | 小人が輪を持っている工房のロゴマークを商標登録 |
1934年 | 最初のカタログ発行 この中にはイースターのうさぎやクリスマスの飾りも掲載されていて、引き続き現在も作られているものもある Erich Leichsenringは、商品アイテムを大幅に拡大し花のボールはメイン商品となった |
1973年 | Erich Leichsenringの息子Günter Leichsenringが工房継承しAnerkannter Kunsthandwerker(認められた職人)の称号を受ける |
1988年 | Günter Leichsenringの娘Gitta Kreißlマイスター資格取得 |
1995年 | Gitta Kreißl工房継承 |
2000年 | mettengangerクリスマス礼拝の人々で「Tradition und Form」入賞 |
2004年 | 花売りのスタンドで「Tradition und Form」入賞 |
工房訪問の様子はこちら http://seiffen.blog5.fc2.com/blog-entry-843.html