Wolfgang Braun
erzgebirgische volkskunst Wolfgang Braun- 所在地
- Deutschneudorf
- 工房主
- Wolfgang Braun
- 設立
- 1985年
- スタッフ
- 5名(2019年現在)
Wolfgang Braunさんは1960年生まれ。
1983年にマイスター試験に合格し、2年後の1985年に工房を設立しました。
穏やかで朗らかな印象のブラウンさん。こじんまりとした工房ですが隅々まで整えられでもそれがキチンとしすぎていなくて、温かい居心地の良い空間と作品の印象がリンクします。
サンタや煙だし人形など定番のものでも、どれも良い雰囲気の表情で、まさにお人柄が作品に出ている感じ。
工房はザイフェンから5キロほど離れた人口1000人のドイツノイドルフ村にあります。
ザイフェンより、より一層チェコに近くネットの電波はチェコのもの。
工房の外には小川が流れ、窓からは緑の森の景色が見えます。
山の中の可愛らしい工房はクリスマスの時期になると、グリューワインがふるまわれお客さんを歓待してくれます。
作品のデザインはブラウンさんと奥様の二人で担当しています。
作品の種類は、そう多くはありませんが、ミニチュアの精巧さや独特な色遣い、わっぱ箱の蓋のイラストの可愛らしさなど派手ではないけれど、何年も気になっている工房でした。
そして、伝統的なものを中心に作っていると思いきや、斬新すぎる色遣いの天使が登場した時は、これはアリなの?と仰天してしまい、より一層興味が湧きました。
この色は奥様の考案で、木が濡れている状態での色付けというオリジナルなやり方で作られています。
ケースの表面がくるりと回ってサンタや雪だるまが出てくるDrehkastenからくり箱は箱の外側に紙ケースも付いていて、輸送中のパーツ外れなどのトラブルを格段に減らし「持ち運びが簡単なエルツ商品」としての可能性を広げています。
2008年 | Tradition und Form」特別賞 |
2012年 | 「天使と鉱夫」「虹色の天使」で「Tradition und Form」入賞 |
2014年 | 「DREHKASTEN」からくり箱で「Tradition und Form」入賞 |
2017年 | キャンドルスタンドで「Tradition und Form」入賞 |