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クリスマスピラミッド・キャンドルスタンド 商品について

クリスマスピラミッド(Weihnachts Pyramiden)

ザイフェン及びエルツ山地で作られているものの中でも、人気の高いものの一つクリスマスピラミッド。
ウインドミルとも呼ばれ、クリスマス向け以外にも、うさぎや小鳥がくるくる回る通年向けタイプも作られています。

ろうそくに熱せられた上昇気流で、てっぺんの羽がくるくる回り、連れて人形たちが回る姿は、子どもたちだけでなく
大人も引き付け、明かりを落とした部屋で羽の影が天井に映る様子は温かく穏やかな雰囲気を醸し出します。

1920年代、盛んに作られたブルーノ・ヘニッヒのピラミッドは一年間で90個も売れたという記録が残っているそうです。
今、このタイプを受け継いだピラミッドを作っているのは、Volker und Heiko FlathとKlaus Hübschあたりかな?と思います。

定番は、中心に聖家族、周囲に三賢者と羊飼い、上段に祝福のラッパを吹きならす天使。
白木のみだったり、カラフルな色付けだったり各工房が趣向を凝らしています。
サンタやトナカイが回るものや、天使のみ聖歌隊のみのピラミッドありサイズも一段の高さ30㎝から四段60㎝になるものもあり選ぶのに迷います。

最近は、天井から吊り下げるタイプのものや、飾りは一切なく毎年手持ちの人形を飾って楽しめるもの、本物のろうそくではなく電池式のLEDライトを使うものなど、より一層種類が増えてきました。

クリスマスピラミッドは、馬に綱を引かせ巻き上げて荷物を持ち上げるPferdegöpelsからアイディアが生まれました。
地下の鉱脈で鉱夫が掘り出した鉱石を地上に運び上げるための仕組みです。
この誕生のいきさつにも、エルツ山地が元々は鉱山でにぎわった町だという歴史を感じます。

12月になると各地で開催されるクリスマスマーケットには、木を組んだ大きなクリスマスピラミッドが登場しマーケットを盛り上げます。

シュヴィップボーゲン(Schwibbögen)

エルツ地方独特なアーチ型のキャンドルスタントはシュヴィップボーゲンと呼ばれています。
クリスマス時期にエルツ地方の街を歩くと、どの家の窓にも必ずと言っていいほどシュヴィップボーゲンが飾られ、日が落ちると暖かな光が漏れ出し、居心地の良い雰囲気を作り出します。

アーチ型の上に並ぶキャンドルは、最近では電気式のものが主流になってきましたが本物のろうそくを使うタイプも根強い人気です。

また、飾りのない枠だけのシュヴィップボーゲンに手持ちの人形を並べるのも毎年違った楽しみ方が出来ます。クリスマスピラミッドと違い、動かないので飾るものを選ぶ幅も広がります。
初めて大型のシュヴィップボーゲンの中に棚を付け小さなミニチュアを飾れるようにしたのは、Wolfgang Glöcknerさんのアイディアでした。

蝋燭の火がついていると気になって落ち着かず困るという方は、クリスマスらしい赤いろうそくを点火せず立てておくのも素敵です。

シュヴィップボーゲンは18世紀の初めJohanngeorgenstadtで作られ始めました。
弓のアーチ部分は金属でした。

アーチは鉱山のトンネルの入り口を表わし、灯される明かりはこの入口を明るく照らします。
鉱山で働く鉱夫たちは、朝から晩まで地下で作業するため何週間も日光を見ることなく過ごします。
この日光への欲求を象徴し、シュヴィップボーゲンの形が生まれたと言われていますが実際の所は、明らかにはなっていません。

エルツ山地の小さな町では、町の入口などに大きなシュヴィップボーゲンがモニュメントとして設置されています。
アーチの下には、鉱夫が並び鉱山の町であった歴史を誇らしげに語っているようです。

キャンドルスタンド 天使と鉱夫(Engel und Bergmann)

キャンドルを手にした天使と鉱夫はエルツ地方でとても人気のある飾りです。
たいていペアで窓の内側に並べられていて、やはりLED電球を使ったものが増えています。

伝統的な両手にキャンドルを持ち、背中からにつけられた天秤棒にもろうそくを立てることが出来るタイプの他、最近では、当店で扱っているWolfgang Braun工房の虹色スカートの天使のように単体で飾るカラフルなものも登場しています。

天使と鉱夫も鉱山の歴史と深い関りがあります。
17世紀に鉱夫の人形が誕生しました。鉱夫は最初は産物であった錫から鋳造されていました。
窓側に置かれ、暗い中、仕事終えて帰ってくる鉱山労働者の家路を明るく照らしました。

天使は最初、鉱山の中で危険な仕事をする人々を守る天の使者として作られました。

19世紀半ば、一対の人形となり並べられるようになりました。
光の天使のスタイルはビーダーマイヤー時代の影響を受けています。
細いウエストと裾の花模様のドレスはこの時代の典型的なもので、エプロンは当時、流行していました。

エルツ地方では男の子が生まれると鉱夫、女の子が生まれると天使が贈られるという習慣があり、それらは窓際に並べて飾られたのでそこの家に何人の子どもが居るか、外から見ても分かったそうです。