ドイツ・ザイフェンの木のおもちゃ seiffen

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わっぱ・マッチ箱入り 商品について

木のわっぱ

木のわっぱは、小さく細々としたザイフェンのミニチュアを輸送するのにピッタリで、便利なものとして作られ始めました。

1668年ザイフェンの近隣の村ニーダーザイフェンバッハで木の箱作りが盛んになり、それが後の木のわっぱ作りのきっかけになったのではないかと考えられています。
木のわっぱは、動物だけでなくドールハウスの道具など色々なミニチュアを入れ販売するのにとても役立ちましたが、
19世紀に入り、安い紙の箱が主流になるにつれて減っていきました。
現在では、木のわっぱは自然素材の工作材料として、またラッピング用としても根強い人気があります。

マッチ箱

ザイフェンのおもちゃの特徴の一つである小ささは昔、輸出の関税が重量で定められていた時代の名残とも言われています。
材料となる木材価格の高騰などもあり、少しでも材料費を抑えようとした結果さまざまな工夫がなされました。
マッチ箱もその一つでしょう。
輸送の折の破損を減らし、限られた梱包箱の中に効率よく詰めるにはもってこいのアイディアで、収納も簡単です。

マッチを入れる為の箱が考案されたのは19世紀半ばのスウェーデンです。
ザイフェンでマッチ箱入りのおもちゃが作られ始めたのは、1905年販売業者H.E.Langerの発案です。
エルツ山地の農家の家をモチーフにしたマッチ箱が始まりでした。その後、どんどん種類が増え価格も抑え目だったので1920年ごろには大変人気がありましたが、その後一端途絶えます。

現在たくさんのマッチ箱を作っているノイバー工房は1986年にこれを復刻させ現代的なものとして蘇らせました。
150種類を超えるマッチ箱は毎年新作が発表され世界中に輸出されています。